ゴルフ場には、たくさんのサインボードやロープで「禁止事項」の注意書きがある。
白、赤、黄色。コースの杭だけでも目立ちすぎると窮屈な気分になるが、「べからず」が多いのもげんなりとしてしまう。確かに注意喚起しなければいけないこともあるが、その塩梅が難しい。
欧米でのゴルフ場の注意書きにはセンスを感じてしまう。伝え方、見せ方によってここまで受け取り方が違ってしまうのか、と。
一日ゴルフを楽しみに来て叱られている気分になるよりは、スッと身体に入ってくるような伝え方をしたいものだ。
ゴルフ場には、たくさんのサインボードやロープで「禁止事項」の注意書きがある。
白、赤、黄色。コースの杭だけでも目立ちすぎると窮屈な気分になるが、「べからず」が多いのもげんなりとしてしまう。確かに注意喚起しなければいけないこともあるが、その塩梅が難しい。
欧米でのゴルフ場の注意書きにはセンスを感じてしまう。伝え方、見せ方によってここまで受け取り方が違ってしまうのか、と。
一日ゴルフを楽しみに来て叱られている気分になるよりは、スッと身体に入ってくるような伝え方をしたいものだ。
Cultivator/ TAKU MIYAMOTO(TM・PHOTOLINKS)
過去・現在・未来という時間の横軸の一瞬を捉えるのがフォトグラファーの本分だ。その断片に映し出される現在が、過去をもの語り、未来を夢想させる。きりりと鮮明な過去と、不確かではあるが無限の可能性を秘めた未来。そのふたつがあるから、いまという微妙な色彩が際立つのである。モノクロームの色彩。黒と白の狭間で淡くグラデーションするグレーにも似て、いまという横軸はなんともいえない風情、色を醸し出すから面白い。時間軸を切りとり、そこに感情・感性加味して縦軸を引き出していく。それがフォトグラフの断片だとすれば、僕はそんな時空を愉しめるしごとを天職だと思い、ありがたく思っている。マジックアワー、時の線引きが曖昧な風景の中で、そんなことを思う。
ゴルフ写真家/全米ゴルフ記者協会会員/世界ゴルフ殿堂選考委員