
パター自体は「何もしない」、プリドーンを使っていると、一般的なパターにはそれぞれ「動きたい方向(モーメント)」があることが「持ち替えた瞬間に」わかります。
そして、そのパターの自然なモーメントに合わせること、パターの慣性に逆らわないことが、そのパターを使いこなすコツであることもわかってきます。
コレまでフィッティングとは、自分にクラブを合わせることだと思ってきましたが、今は「自分が合わせやすいクラブ」を探すという方が適正なのではないか?とくにパターの場合は…と思い始めています。
パター一本一本に「固有の慣性」があります。それはトーフローとかアークとかデータ、数値だけでは表せない複合的なもの。
でも、そのパターだけでボールを打っていてもその固有の慣性を感じ取ることは難しいと思います。変えた当初は感じられたかもしれないですが、使ううちパターの声が聴こえなくなっていくのでしょう。
だから、使っているパターと真逆に位置するパターをたまに使ってみる。例えば、ブレード派の人が大型マレットを使う(その逆も)。そうすることで、それぞれがどんな慣性を持っているのかがハッキリわかるのです。
プリドーンは練習用と捉えられることが多いですが、ある一面ではそうだと思います。コレを使った後に違うパターを打てば、立ち所に「あぁ、このパターはこう動きたいのね」とわかるからです。パターの動きたい方向がわかれば、それに沿う動きをすればいい。パターの動きに沿うことができなければ、あなたにはそのパターは合っていない。ということになるのだと思うのです。
パッティングが上手い人というのは、パターに寄り添うことが出来ている人だと思います。普段、愛用パターに合わせた動きを再現性高くできているぶん、違うパターを打った時の拒絶反応も強くなる。当然のことです。
「感性」というのは、道具の「慣性」を察知する能力なのかもしれませんね。
