ええわ〜が始まり

この夏はボーケイデザインウェッジ SM8に、テーラーメイドのバブルツアーシャフト(スイングリング付)を装着して遊んでいました。毎日「ええわ〜」「今日もまたええわ〜」とボールを打っていたら、もう秋の気配です。

「ええわ〜」って何がいいのかっていうと、打点がいいところに集まること。結局、それが距離感だったり、方向性だったりの「安定感」「一貫性」につながるのです。

打点がいいところに集まる。

そういうところに注目していくと、さらに良いゴルフクラブが生まれるのではないかなぁと思ったりしています。今は「打点がバラついても平気ですよ」という最新クラブが多いですが、同時にあらゆるクラブメーカーが「フィッティング」に力を入れ始めているところが見逃せないポイント。

フィッティングによって「打点がいいところに集まる」ことを目指すわけです(たぶん)。つまり、ミスに寛容なヘッドを作っただけでは「足りない」ということです(たぶん)。

さて、話を夏の実験に戻すと、ではなんで「ええわ〜」になったのかを考えていかなくてはいけません(別に考えないといけないって立場でもないですがw)。

やっぱりカウンターバランスがええの? と何人かに質問いただきましたが、そもそもバブルシャフトって「手元は軽い(グリップを軽量化する)」のがコンセプトなんですよね。カウンターってグリップエンド方面が大体重たいわけで、それとは違う気がします。重たいのはもっとヘッド側。右手の10センチくらい下です。感覚的にはグリップ下に鉛テープを巻くチューンに近い気もしますが、それだけだと手元は重たいままですし…。やはり、バブルシャフトとは違うと思ったり。

何にしても、「ええわ〜」で終わらせないことが大事。ここから始まるのです(笑)

 

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在