長いものと短いもの

先週、今週とたくさんの人に「プリドーンパター」を打ってもらう機会があった。

どう感じたかは聞いていないが、大半はやっぱり「難しいな」と感じたのではないかと思っている。

「プリドーンパター」でボールを撫でるように打ってどショートしている人を見て思ったのは、ヒットしなけりゃボールは飛ばないよな、ということだ。言い方を変えれば、打ち手が力を加えた分だけボールは転がるもの。その大切さに改めて気付かされた。

私もゴルフボール大の「プリドーンパター」が46インチだったら、ものすごく「難しい」と思う。長いクラブだったら、ヘッドはもっと大きくしないとダメなことは明白だ(460ccが適正かどうかはわからないが)。

でも、パターの長さは34インチ前後しかないのだ。アドレスした時のボールも近い。それなのにヘッドが小さいと「難しい」と感じられてしまうのは、ヘッドが小さいと難しいという「長いもの」で培ってきた感覚が、短いものにも適用されているからなのではないか? そんなふうに思えてくるのである。

本当は34インチくらいの長さなら、小粒のヘッドでもちょっと打っていれば自在に打てるようになるんだけど。たった数発おっかなびっくり打っただけでは、「小さいものは難しい」という先入観は覆せない。不安を「確信」に変えただけで終わる。

こんなに短いクラブで、ある程度しっかりヒットできなくてどうする? とも思うが、それを言ったとて仕方のないことである。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在