
アザミの花を散らさないためにアンプレヤブルをした、という美談が語られることがある。確かにそれもありかもね、なんて心優しいゴルファーを気取りたくなるときもある。そういう気持ちになれたときは、そうすればいい。
美しい一輪の花を大切に思う心は人間がもつ優れている感情だと思うけど、クローバーの花にも、名も知らぬ雑草の花にも同じようにできるだろうか。ダフッたショットで大きく芝生はえぐっても放置できるのに、美しい花だけに優しくするのは偏ったエゴかも知れないと思うときもある。痛めた植物にごめんね、という気持ちを持つくらいがちょうど良いのかもしれないね。