包摂

花を生けることの意味と意義について考えるここ数年、様式に囚われ過ぎることの無意味さと残酷さを感じるようになりました。

 

美しい花を愛でることは人間の本能のようなものだと思うのだけれど

何世紀もかけて育み研鑽してきた美しい文化だとも思うのだけれど

様式形式を意識しすぎることの功罪が気になりはじめています

 

肌のいろ目のいろも同様かもしれませんけれど

容姿も含めあるがままの意味と意義を認めることが必要かもしれません

おなじモノもコトもできるだけ純粋に見つめる努力が必要かもしれません

 

たとえば、彩を消してみるだけでみいだせる美しさ

あるように思います

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー