ちょっとしたことでうまくいく

アプローチではスタンスのセンターにボールを置く?

ドライバーでのボールの位置は、左足かかと線上。そしてクラブが短くなるごとにボールはスタンスの中央に寄っていき、サンドウェッジでスタンスのセンターになる。そういうイメージを持っている「昭和世代」は多いのではないだろうか?

サンドウェッジでは、スタンスの中央にボールをセット。これを写真で撮るとこんな感じ。シャフトはやや飛球方向に傾いている

こんな感じの見え方に違和感がない人は、ちょっとだけ意識を変えてみて欲しい。

下のように。

シャフトが飛球方向に傾いていない。だいたいまっすぐ。これもチェックポイント

どこが違う?

これは、サンドウェッジの「ヘッド」をスタンスのセンターにセットしたアドレスイメージである。当然だがヘッドの前にボールは置かれるから、いつもより左足寄りにボールをセットしていることになる。

【絶対やってみて】

騙されたと思って、ヘッドセンターに構えてアプローチしてみて欲しい。こうすることでソールが芝の上で滑り、自然にフェースの上にボールが乗ってくる感じがわかるはず。バウンス効果ってこういうこと!?と気づけると思う。

とくに。サンドウェッジではボールをスタンスのセンターにセットする!と習った人、あるいはボールを右足方向に置く癖のある人は、これまでウェッジのバウンスを使えていない可能性が高いのでやってみて欲しい。

【とにかくこれだけ覚える】

サンドウェッジは、スタンスの真ん中にヘッドをセットしてアドレス。

ボールの位置はそのぶん左足寄りになる。※SWでこの位置よりボールを右足方向に置かないといけない状況はない。転がしたければ別のクラブで。

ちょっとしたことで、ゴルフはうまくいく。ちなみにこれはレッスンではありません。私はこれでアプローチが好きになりましたという体験談です(笑)

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在