ソールの効果を見てみよう

左/1953年製ベン・ホーガンプレシジョン(ソール幅狭/バウンス効果弱) 中/iアイアン(ソール幅狭/バウンス効果普通)右/G MAX(ソール幅広/バウンス効果強)

 

ベント芝のロールシートの上からボールを打ってみたことがある。ソール幅の効果を体感するためだ。

↑クラシックなスクープソールアイアンはインパクト後も地中に向かって進み続けた。

↑近代のアイアンはソールの幅、形状が工夫されていて同じように打ってもヘッドは潜り過ぎず、気持ちよく振り抜けた。

右方向からヘッドが入り地中に潜っていく

↑はクラシカルアイアンのディボット跡の断面だ。下り坂のようなスロープができていた。

↑ワイドソールアイアンのディボット跡断面はUの字型のスロープ。潜り方も浅いしソールが抵抗になるため、ヘッドはすぐに地上方向に浮き上がっていく。

 

こうやって見てみれば、ソール幅の大切さ、バウンス効果の役割がよくわかるはず。

なかなか面白い考察でしょう?(笑)

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CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在