ミズノプロ 9001というウイルソンのパーマー型のパター。これにTN-87のバックフェース刻印をした別注モデルがある。ごくたまにヤフオクとかに出てくるのだ。
2本、近所のゴルフ友達が持っていて、このほど私もメルカリで見つけて入手した。
何本あるのか知らないが、コイツが3本も勢揃いする光景は二度と見られないだろう。それくらいレア。一本見ただけでもレアだw
もっとレアなことがある。
お気づきだろうか? こちらのモデルは3本ともミズノプロ 9001というモデルだ。ソールの刻印は同じ。ヘッドの形状も同じ。
でも、すごいことをやっている。
下の写真。一番右のモデルだけ金色のシャフトである。「あーこれだけカーボンシャフトなのね」で済ませてはいけない。よく考えてみてほしい。アーノルド・パーマー型のこのモデルは、基本的には「フレアチップ」のスチールシャフトが付いている。つまり、オーバーホーゼルのヘッドなのだ。
でも、一番右のはアイアンと同じくネックの中にストレートなシャフトが入っている。ネックセルも付いている。カーボンシャフトはオーバーホーゼルには装着できない。
カーボンシャフトを装着したいがために専用ロングネックのモデルを作ったということだ。そして、それを同じモデル(ソール刻印)として売った。
昔って、やるなぁと思った。昔はおおらか。そして丁寧だ。