愛しむこと

色を消すことで見えてくる美しさ、この頃はそれが好み、枝ぶりと咲きっぷりのバランスが愛おしい

 

ちるさくら  のこるさくらも  ちるさくら

この歌を気に入り野山を巡り

南から北まで前線を追いかけながら

桜のさまを愛でてきた

 

来年も愛でることができるかな

そう思うことを繰り返し

今年も無事に満足することができた

 

人の親になり

自身のこともあり

さくらの愛でかたも変わったものだ

 

また今度

叶わぬそれがふえるほど

愛でかたは変わりゆく

 

わずか数日美しく咲く一輪のために木々は枝を伸ばし葉を茂らせ光合成し生きている、そこには主人公も脇役もない。 観賞用のソメイヨシノの老木の痛々しい姿を見かけることが増えてはいるが、昔ながらの桜は何十年も変わらずそこにいる。 札幌より数日遅れて咲いた輪厚の桜、目立たぬ一本がつい先日咲き誇っていた、それが表紙で見えた(いまは見えない)アイキャッチ画像の桜。

 

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー