GNSSの時代でも

公共座標から連れてこなくてもベンチマークが置ける便利な時代

全ての測点のXYZ即座が液晶画面に出る時代

それでも自動で図面は描けない

 

ランディングエリアの傾斜を考えて

跳ねる方向と転がり距離を考えて

飛距離と球種を考えて

ティボックスの設定をする

 

測りきれない景色の与えるイメージと

風と太陽の向きとを意識して

ハザードデザインをする

 

ゴルファーにIPという用語を使う人が居るけれど

ルートプランの邪魔をするだけだ

ポイントをエリアに置き換えてみるだけで

プレイルートの選択肢は増えてくる

設計者の一人はそう考えている

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー