
以前「千葉市民ゴルフ場」に寄贈したTURF AID RED BOXはもうありませんか?という問い合わせがあった。アレは手作り、手書きの箱なので残念ながらもうないですねぇと答えたが、本音は「作るモチベーションが今はないですね〜」である。
でも、せっかく興味を持っていただき、設置してみたいというゴルフ場があるならば、今できる方法で考えてみようと思った。それが写真のものである。
砂を入れる箱の機能だけではなく、蓋にこれまで立て看板に書いていた行動の「目的」を書く。これをマスター室付近に目土バッグとともに置いておけば、スタート前のちょっと時間に余裕のあるタイミングで、ゴルファーに目土のことを理解してもらうきっかけになるのではないかと思ったのだ。

カッティングシート(切り文字)でやりたかったが、あまりにも高額になるので諦め。プリントシートで作ることにした。ひとつ出来たので、お問い合わせいただいたゴルフ場に送った。
このボックスは非常に軽いので砂の量によっては風で転がる危険性もある。蓋をちゃんとロックしてくれない場合も同じ。そう考えるとやはりこのタイプはマスター室付近か、スタート小屋の軒先などに設置していただくのがよいと思う、と書き添えて送った。
マスター室付近にこのボックスがある利点は、ホールアウト後にマイ目土バッグから「余った砂」を戻す場所ができること。目土をよくやる人なら「砂を捨てる場所ないな」と困った経験があるはずである。
そういう意味でも、クラブハウス近辺の目立つ場所にこの箱を置いて欲しい。TURF AID活動も10年を超えたのでまた気持ちを新たに。設置したい!というゴルフ場があったらお知らせください。
