曲げないための簡単グリップ(実践編)

21.4世紀ゴルフ ㉒
しばらくお休みしていましたが、準備も整いましたので始めていきたいと思います。
これからのお話は、全て右打ちの方を基準にしていますので左打ちの方はすべてを逆に考えてください。

スイングは、フルスイング用とコントロールスイング用と2種類ありますが、フルスイング用から始めていきます。

21.4世紀ゴルフでは、フルスイングで重要なことは3つだけです。

①右手グリップの握り方と使い方
②クラブは全て右手で操作する
③スイング中、身体の重心(体重)を直線的に動かす

では、早速、①右手グリップの握り方と使い方から説明していきましょう。まずは、次の写真をよくみてください。これまでの基本グリップと少し違う感じがすると思います。どこが違うのか、少し考えてみてください。

今までのセオリーではうまく行かなかった人のための21.4世紀ゴルフです。グリップの見え方も、ちょっと違いますね!

どうでしょうか? ポイントは右手の握り方にあります。

・右手を下から握ります。右手の平の生命線に沿ってグリップする感覚です。


・右手は5本全部の指でしっかり強く握ります。右手でクラブヘッドを動かします。

右手のひらをグリップ下からあてがうイメージです。
右手を引く動きでヘッドを動かすイメージです。

・右手は空手チョップのイメージで使います。(ちょっと古い?苦笑)

手のひらが上を向いたまま!がポイントです。

違和感はあると思いますが慣れるのにそれほど時間はかからないと思います。
今のスイングのままでいいので、一度試してみてください。
強いフックやスライスなどボールが曲がる人には、曲がりがかなり減るはずです。

どうしてそうするとイイのかは、次回に。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員