負けた感

これまで「時代」なんて変わるものではないと思っていた。それは人の本質なんて変わりようがないと思っていたから。

でも、ここに来て急に潮目が変わったと感じている。日本人の価値観が変わったと感じるし、異国の影響、脅威を感じるようにもなった。多くの人は自信がないように見え、一部の人は虚勢を張っているように見える。ニュートラルな人が少なくなった。そんな気がする。

この先、昭和、平成と来た感じでは、進んでいかないのだろうな。得体の知れない、大きなうねりに巻き込まれていくのだろうな。

トランプとかイーロン・マスクとか、ホリエモンとか。なんか苦手。人をバカだという人は苦手。グローバルスタンダードという言葉も苦手。多様化と言いつつ他人を認めない風潮も苦手。結局「みんなで」じゃないとダメな感じなのに、本当のところは「自分が勝てばよい」という感じ。苦手。

日本は日本で、自らの強みを理解して粛々と暮らしていけばよいものを。仮想の富に踊らされ、何となく負けた感じになっている。

何にも負けてないのに。

日本の基準で暮らしていれば、世界一の安全となり、世界一の品質となる。世界のほうがそれを理解し、憧れ、畏怖してるはず。自信を持って欲しいなぁ。まともじゃない「世界」の水準に合わせにいかないで欲しい。

 

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在