芝布

ゴルフを離れ自然を散策すると見えてくることがある。なぜ芝生が必要か、なぜ芝が生えないか、気づけることがある。

 

アイアンが傷つくから芝が生えてなければいけないのか

ボールが転がらないから芝が生えてえてなければいけないのか

どのくらいの芝が生えてなければならないのか

ちゃんと考えてみる

ときどきはそういう時間が必要だ

 

不必要なほど高品質なものを提供するには負担が多く

人にも植物にも負荷が大きい

 

受益者負担を重荷に感じるくらいなら

相応の芝で遊べ

生の芝が布のようになるには

相応の負荷がある

 

誰も手入れしないけど踏まれない芝生は隆起珊瑚の隙間でもちゃんと育つ。そのことを意識出来たら芝生の使い方もかわるはず。

 

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー