結局は一択

「木のたまご」だって、毎朝の気分に合わせ「自分で選ぶ」ことが大事、と思ってます

僕らは「多様化」というワードに感化され、選べることが道具の進化であると思い込んでいるけれど、本当は選ぶ必要のない道具を求めているんだよね。これを使っておけば間違い無いだろうというものを。

PINGの「ANSER」とか「EYE2」とか、「グレートビッグバーサチタン」とか、「ゼクシオ」はそんな感じだったんだろうな、と思う。

多様化はもちろんわかるんだけど、それは何となく日本には馴染まないような気がする。売る側も買う側も。選ぶよりも、誰かに正解を決めてもらいたがってる。自分で決めるのは相当、「苦手」でしょう。

選べるよりも、選ぶ必要がないこと。日本においてはそれが究極なんじゃないかなって、ふと原稿を書いていて思った。

多様化といっても自分に合うのは選択肢の中の一つかふたつ。結局、それぞれにとっては「一択」なんだよね。

そのうち、正解を「AI」に決めてもらうようになるのかな。

この記事を書いた人

CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在