
理想的な弾道を希望したら必然である
冬枯れした芝の葉は踏圧に耐えることがなく
潰れ地際に横たわる
そのうえにあるゴルフボールを
理想の弾道で飛ばそうと希望するならば
クラブヘッドの軌道は地面に潜る
あたりまえのことだ
晩秋から初夏までは日本の芝は育たない
地面の下で枯れた葉の鞘のなかで
じっと夏を待っている
地面をほじくるのを行儀が悪いとは言わない
せめてディボットにあるボールは
ライの良い場所にリプレイスして欲しく
ほじくったなら少しの砂くらい補充して欲しい
いまどきはゴルフコースにそれをする
キャディーもコーススタッフの余裕などはない
相応のプレイフィーを払うものがいないから
ゴルフ場はどんどん疲弊する
弱いものにしわ寄せがくるのは世の常である
ゴルフ先進国であり芝生管理先進国である米国のウィンタールール
そろそろ春が来るけれど
芝がちゃんと生えそろうのは未だ2か月くらい先
暇と心がある人は目を通してみて欲しい
米国のウィンタールールズ → Winter Rules
