植物も動物も生命を全うしたのちに物質に帰る。老いて朽ちていくときに、それを恵とする別の生命のエネルギーとなる。枯れた木にはキノコが生え育ち、朽ち果てるころには自らは胞子を飛ばしまた枯れていく。子供のころに学習したはずの生態系とはそういうものだ。世界地図を描くときに自国を中心に描く人間は、生態系の縮図も人間を頂点にするけれど、実はそうでもないかもしれないとこの頃の騒ぎを見ててそう思う。
環境の秩序
この記事を書いた人
八和田徳文
Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー