ゴルフの向かう道

ガラスのグリーンというのはこういう状態をいう。ガラスのように平滑に生える植物はこの世に存在しない。本当のガラスのうえにターゲットショットを打てばこの形容の滑稽さがわかる。

 

歴史は勝者の歴史といわれるけれど

負けて滅びた理由が学べるのも過去の歴史から

持続可能性を高めるための可能性探求も

そこから学ぶしか教科書は無い

 

歴史認識をどう捉えるか

そこが今後の鍵になる

 

ゴルフが未来永劫続くために必要なこと

ちゃんと考える必要がある

 

ヒツジが食んでいる植物が芝生と呼称できるのか否か、誰が何の基準をもってどのように分類したのか、正しく検証していくことで未来は開かれていく。コース整備に働く人が減少しつつある時代。自動芝刈機が牧羊の代わりをなす時代が本当に来るのだろうか。想像すると工夫の必要なことが見えてくる。

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー