この路線を続けていたらどうなっただろう。
チタンヘッドにクロームメッキ。美しい下地作りなしには実現できないこだわり。
重心設計のためではなく、意匠のためにステンではなくチタンを選んだのだろうか。
それと、クラウンとフェースの際が「立って」いるところが好き。
随所にパーシモンの頃を引きずっているが、令和の今、構え、打ってみるとそれが悪いこととは思えない。
見た目や感触。音。ボールの飛び姿にハッとさせられる。
軽いチタンで小さいFWを作るのだから、フェースも含め全体に肉厚になるだろう。
だからこその打感、打音がある。偶然生まれた唯一無二。
古いモノだけど、ずっと新しい。