散策打球倶楽部

ゴルフコースに必要なものは何だろう。狭いフェアウェイ?無駄に長いコース?絨毯のようなライ?ガラスのようなグリーン?

 

戦後の重機開発によるゴルフコースは云々と言われるけれど

まだ手付かずのコース用地はある

既に縮小傾向の業界だけれども

本質的なゴルフを求めるのであれば

まだ間に合うと思う

 

ヘブリディーズ諸島にあるような

牧畜とゴルフを両立させること

ここなら叶うと思う

 

少なくとも平凡な林間学校のようなコースより

ゴルフが楽しめると思う

 

解放的な場所で新鮮な空気を吸い、歩く。ゴルフを競技と思うのか、友達との散歩のようなゲームと思うのか、そこから趣向が分かれてくるだろう。いまは無き19番ホールのような時間もここでなら、飽くことなく過ごせると思う。

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー