三代澤本寿の和紙

11月の松本旅行で新たに仕入れてきた三代澤本寿先生の和紙をパネルに貼った。

今回はベンガラ染めの和紙とツインに。ベンガラも三代澤先生の手によるものである。

普通は額装にするのだろうが、個人的には木製パネルが好みである。

さて、ぼんやり「左のライン図案はなんだろう」と考えていたが、パネル化してる途中で気がついた。

これはきっと本の「装丁」。表紙・裏表紙になるのではないかと思った。今は縦位置で見ているが、これを横に倒せば背表紙を真ん中に左右のライン図案が展開されることがわかる。

柳宗悦の「工藝」で長いこと装丁を担当していたのが三代澤本寿であった。この推察、たぶん当たりである。

今度、松本のギャラリー三代澤に行った時に、この推察をぶつけてみようと思う。

今回はA1サイズのパネルを用意。本当は違う和紙を貼る用に買っておいたのだが😅

 

パネルを雑巾でよく拭いてから茶色く塗る

 

濡らした和紙を伸ばしながら貼る
朝日がトリミング。とてもいい景色だった。

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CLUBER

Cultivator/ Yoshiaki Takanashi
ゴルフの雑誌作りに携わって20余年。独立起業してから5年が過ぎたモノ好き、ゴルフ好き、クラフト好き、信州好きな、とにかく何かを作ってばかりいる人間です。
ポジション・ゼロ株式会社代表/CLUBER BASE TURF & SUPPLY主宰/耕す。発起人
記述は2018年現在