
ヘッドばかり見てしまうが、設計者はトータルで考えたりしている。
100円で落札したブレードパターもチップ側にしぼりが入ったシャフトを採用。ヘッドにも想いを感じるが、シャフトの選定と絞り位置をホーゼルぎりぎりまで詰めて挿しているあたりに「ヘッドだけではないぞ!」という気概が感じられるのだ。

アライメントもトップラインやクラウンだけでデザインするものではないぞ。フェース面のブラスト、スコアライン、バーチカルな装飾だって、使い手によってはしっくりくるアライメントとなるのだよ。
そんなことを言われてるような気もした。

パターはほとんどアドレスでフェース面が見えないからアレだが、アイアンのフェースにバーチカルライン入れてほしいなと少し思う。あるいはブラスト粗めにして色味を濃くして欲しい。基本設計だけでなく、細かい仕上げで大きく印象は変わるものだ。最近のアイアンは「顔」に個性がないよね。
パターから始まりアイアンの話に転じてしまったのは、このパターがまるでアイアンのようだからだ。
