Good luck

ホールカップがこのサイズになったのも、芝刈機が出来たのも100年くらい前のこと。それまでは鎌で草を刈り、穴の中から砂を掘り出してグリーンわきにティアップしていた。芝草管理技術の進歩と共にグリーンやパッティングショットの定義も移り変わっている。デリケートなタッチを、スムースな転がりを意識させる1mmの仮高セットの上げ下げに苦心するゴルフコーススタッフの未来は先細りしつつある。

 

芝草のプロフェッショナルのためのゴルフの教科書を纏めている

歴史を学ばずして近代技術だけを伝える教科書に疑念を持つ

ゲームの本質も目的も意識することなくただ上質を意識した過剰時代

ゴルフの淘汰は始まりつつあるような気がしている

もっとシンプルにゴルフを楽しもう

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー