良いスコアが出る時

21.4世紀ゴルフ(151)

ゴルフにはいろいろな愉しみ方があると思いますが、ゴルファーなら誰でもスコアは悪いより良いほうが楽しいですね。

今回は、スコアをある程度気にしてゴルフを楽しんでいる方への提案です。

「良いスコアが出る時」ってどんな時でしょうか?

例えば、皆さんがベストスコアを出した時はどのようなプレーの内容でしたでしょうか?

思い返してみてください。(もちろんその日プレーしたコース、天候などさまざまな要因もありますが)

ちなみに、私の個人的な経験からの印象では、「ドライバーショット・アイアンショット・アプローチショットはまずまず悪くない、パターは絶好調」という時だったように思います。

大事なのは、ショットの全部がまずまず、そこそこな事です。全てのショットが絶好調だったわけではないということです。

会心のショットはあまりないかもしれませんが、大きなトラブルになったり、まるまる1打損してしまうようなショットをしなかった時です。そして、パットがよく入ってくれた時です。

ここから提案です。
そう考えてみると、良いスコアを出すために目指すスイングは、完璧な会心のショットを打つためだけでなく、いつも結果がまずまず悪くないショットが打てることだと思います。そして、パットの技術を磨くことが大切だと思います。

また、コースでまずまず・そこそこのショットをした時に、何で会心のショットが打てなかったのか?スイングのどこが悪かったのか?を考えるより、まあまあ良しとしよう!と、それを受け入れて、次のショットに向けて集中することが大切ではないかと思います。

私自身の経験では、すべてが絶好調だった時は今まで一度もありません。何かが調子良ければ何かが良くないというのが常です。

調子が良くないものをまずまず・そこそこの結果にしていくことが良いスコアを出すために大切だと思います。

ご一考を。

この記事を書いた人

伍井 佳介

Cultivator/KEISUKE GOI
おそらく、日本で一番練習しないプロゴルファー。練習しないで上手くプレーする方法を日夜考えています。広告代理店、クラブメーカー、シャフト・グリップメーカー、プロゴルファー、クラブフィッテイングを経て、21.4世紀ゴルフ レッスンを開始。アマチュアゴルファーの方々に、ゴルフを少しでも長く・楽しくプレーして欲しい思いから「21.4世紀ゴルフ」を提案してます。

1956年東京・池袋生まれ 
立教大学 経済学部 卒
公益社団法人日本プロゴルフ協会 トーナメントプレーヤー会員