日本の芝生

札幌GC輪厚コース5番ホールに鎮座する和栗の大木は今年も実を付けた、きっと来年も。

 

ゴルファーは芝生の種類なんて知らなくてもいい

そういう方も少なくないけれど

知っておいても損はない

 

アイアンは鋳造だとか鍛造だとか

気にするけれど

それよりスコアに直結することかもしれない

 

何しろそんなことよりも

日本の芝生って名前が万国共通で使われている

そのくらいのことは知っていても

日本人なら損はない

なんなら誇らしく思ってもいい

国名が付いている芝生なんて滅多にないんだから

 

北海道だから洋芝でしょう?西洋芝でしょう?寒地型芝草でしょう?なんて言わないで欲しい。賢明な先人が植え付けたであろう日本の芝生、ノシバは今年も元気に和栗のそばでバンカーエッジを保護してくれていた。学名は万国共通で〝Zoysia japonica〟なのですよ!

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー