ボウモアの風土

アイラ島の中心であるボウモアでさえ人口は千人に満たない

この静かな町の人々が一度舐めたら記憶から消えることのない

強烈にピートかおるウヰスキーをつくる

 

華やかなブレンデッドにない個性は

この島だから生まれる稀なものである

 

海も山も空も風も雨も気まぐれで

人の温かさを感じる場所だから

この味が醸し出せるのだ

 

ゲール語がまだ残るこの小さな島がヘブリディーズ諸島の女王と言われる所以がわかるような気がしてしまう。

 

 

 

この記事を書いた人

八和田徳文

Cultivator/Norifumi Yawata
ゴルフの仕事に携わって四半世紀。ゴルファーの一人として、ゴルフコースデザイナーの一人として、ゴルフに纏わる想いを綴ります。肩の力を抜いて愉しめばゴルフはもっと面白いはず。
ゴルフコース設計家・ゴルフ文化愛好家・芝生管理アドバイザー